秋田県 乳頭温泉郷「鶴の湯」
2004年10月30日(土) 1泊@38,900円
(往復航空券込み)
※netで申し込み

■はじめに。
10月の初旬、突然紅葉を見ながら温泉に入りたくなってしまった。いつも無計画なふたり…。
急に思い立っても、こんなにギリギリで良いところが見つかるはずないとあきらめモードのわたしを尻目に、オットはあの人気の「鶴の湯」の予約をとってしまった!
今回はネットのANAの旅行サイトで申し込んだので、航空券込みのツアー。秋田空港から入ってレンタカーを借り、帰りは大館能代空港から羽田へというコース。
わたしは本当は飛行機は苦手なのだが、憧れのお宿に泊まるのにそんなワガママは言っていられない…。こうして秘湯の宿初体験は決まりました。


■出発〜抱返り渓谷へ
10月30日(土)、12:30羽田発秋田行きANA875便に搭乗。たったの1時間のフライトだけど機内サービスがあるというので期待していたら、気流の関係で揺れが激しくてサービスは中止に…。本当にガッカリ…。

13:30 秋田空港着。すぐにレンタカーを借りて紅葉を見に抱返り渓谷へ。
駐車場のすぐ下の渓流沿いはまだそんなに紅葉していなかったけど、渓流沿いの遊歩道を20〜30 分散策すると大分紅葉が進んでました。
 

 

■お宿に到着!
5:00頃宿に到着。
駐車場は紅葉のまっただ中。
雨男、オットのおかげでしっとりした風情あふれる山のお宿という感じに…。
門の向こうの両脇の建物は、長屋のようにつながった宿泊棟です

向かって左奥に管理事務所があり、そちらでチェックイン。
念のため貴重品は預かってもらうことに。

 

 


 

■黒湯(左手)と白湯(右手)の湯小屋。

 

■川からみた混浴。いつも誰か入ってました。


 

 

■事務所脇の玄関でひえひえになってました。

 

■宿泊棟の玄関。提灯がいい感じ。

 

■風情のある廊下の奥がお部屋。



■本日のお部屋は…
敷地の一番北にある離れ、「東本陣五番」。囲炉裏のあるお部屋は初めてなので楽しみ。
玄関を開けるとすぐ右手にお手洗い。踏み込みの先には、4畳半ほどの囲炉裏の間。 囲炉裏にはもう火が熾きてました。10月とはいえ、東北はやっぱり肌寒い。
すぐ右手には12畳位の客室。冷蔵庫はありません。
案内してくれた仲居さんは東北なまりがいい感じの木訥な男性。
仲居さんに不思議なものを渡されました。ガムテープ?
いわく、この時期にはカメムシがどうしてもお部屋に入ってきてしまうのでこれで捕まえてくださいとのこと。さすが秘境の宿だ…。(確かに5〜6匹捕獲しました…。)
でもそんなことも全然気にならないほど居心地のいいお部屋でした。

 


 

 

■ここで夕食をいただきます。

 

■窓の向こうには紅葉が。

 

■ここは近代的にウォシュレット付き。


 

 

■洗面台。出るのはお水。

 

■お茶菓子の「乳頭まんじゅう」購入決定!

 

■おもちゃみたいな電話!携帯は圏外でした。




■お風呂!
お風呂のメインはなんといっても有名な混浴の「鶴の湯」。ここに入らずして鶴の湯は語れない!とはいってもいつでも誰か(主に男性)が入っていて、撮影はもちろん、入るのもちょっとためらってしまう…。 でも、入りました。混浴デビュー!!
「白湯」(美人の湯)と「黒湯」(子宝の湯)にも入りました。 源泉が違うので成分も違うらしいのですが、感触の違いはよく分かりませんでした…。
わたしが一番気に入ったのは、女性露天風呂の「大白の湯」!オットはもっぱら混浴の露天風呂を楽しんでました。

■白湯(美人の湯)
泉質は炭酸水素泉。
適応症は高血圧・動脈硬化・慢性皮膚炎・慢性婦人病・糖尿病。

6人もはいれば一杯になってしまうような大きさ。露天に夢中で最初の1回しか入りませんでした。


■黒湯(子宝の湯)
泉質は炭酸水素塩泉。
適応症はきりきず・やけど・慢性皮膚炎・慢性婦人病・虚弱児童。


写真の奥の外が女性専用露天風呂になっています。 白湯よりも更に小さく、湯温は高めでした。こちらは体を洗ったりして何回か利用しました。
写真がぼけぼけですみません…。


     
■大白の湯(女性専用露天風呂)
泉質は炭酸水素泉。
適応症はきりきず・やけど・慢性皮膚炎・慢性婦人病・糖尿病・虚弱児童。


お風呂の三方がぐるりと山に囲まれています。今にもクマがひょこり現れそうな雰囲気。ぼ〜っと紅葉を眺めていると何時間でも入っていられます。 底が玉砂利になっているので、座り心地も柔らかい感じ。こんなに濃い乳白色のお風呂は初めて入りましたが、なんだか布団にくるまれているような不思議な包容力を感じました。これ以来、濁り湯が大好きに。
本当に自然と一体となれる開放的なお風呂でした。大・大満足!!
 

 

 
■奥にちっちゃな露天のおまけつき。



■晩ごはん〜!
食事は19:00から部屋の囲炉裏の前で。
囲炉裏には夕食前から岩魚の塩焼きがさしてありました。かりっと熱々で美味しい。
ここの名物料理は山の芋鍋。これも囲炉裏で温めていただきます。すった山芋を団子状にしてあるのでとっても口当たりのいいソフトな食感でした。お味のほうもキノコの旨味とセリの香りが効いていて本当に美味しかった!あんまり美味しかったので二人で鍋一杯完食してしまい、サービスでいただいたお餅が全然食べられませんでした…。
全般的に山の旬の素材を使った素朴なお料理だけど、田舎のおばあちゃんが一生懸命作ったおもてなし料理みたいで、私たちにはなによりのご馳走でした。

 


 

■最初にセットされてたお膳。たくあんはいぶりがっこ。

 

■お米の団子をカラッと揚げた、こまち団子のあんかけ。


 

■白和えは柿が入ってほんのり甘い。

 

■岩魚の刺身。全くクセがなく上品な味。


 

■天カス入りの温かいおそば。

 

■名物、山の芋鍋。



■朝ご飯。
6:00に起床して、もちろんすぐ露天風呂へ。雨が降っているせいかぜいたくにも貸し切り状態。
朝食は広間でほかのお客さんと一緒に。

実家に帰省したときにでてるような素朴な朝ご飯だったけど、しみじみ美味しくて昨日あれだけ食べたにもかかわらす完食。
一息ついてまた露天風呂へ。 普通、食事の前に入ることはあっても慌ただしいので食後まではいるのは初めて。よっぽどわたしの性に合ったお風呂だったらしい。

 


■チェックアウト
大好きになった露天風呂が名残おしいけど、チェックアウト。

帳場でお土産を買い(もちろん、乳頭まんじゅう買いました。) 、特典のポストカードをもらっていると、もう立ち寄り入浴の人が大勢やってきました。さすが人気の温泉。
喫茶券をもらったので、駐車場の脇にある山小屋風の「鶴の湯茶舎」へ。 コーヒーと小さな茶菓を紅葉を愛でながら味わう。
「いいお宿だったね〜。」とオットともども大満足の宿を後にしました。

 

 

 

 

 



■ドライブと角館散策
せっかくだから「黒湯温泉」にも立ち寄って入浴していこう、ということになりました。入浴料500円。団体のお客さんと一緒になってしまってゆっくりできなかったけど、乳白色のお湯の、風情あるお風呂でした。
田沢湖を通って、角館へ。残念ながら角館はまだ紅葉が進んでいませんでした。お土産やさんを冷やかしながら風情ある武家屋敷の町並みをそぞろ歩き、自宅用に樺細工の茶筒を購入。 小腹もすいたので名物を堪能しました。ババヘラアイスは道ばたで本当におばあちゃんが売ってました!昔懐かしいさっぱりとしたアイスでした。
 
        ■黒湯温泉の源泉。

 

 

■つるっつるの稲庭うどん。   ■ジューシーな比内地鶏の串焼き。   ■ババヘラアイス。100円。

■大好き、クマ牧場!
閉園間近のクマ牧場にすべりこみセーフ。昔北海道でクマ牧場に行って以来、大好きになってしまった。でっかい図体でこわ〜いクマが、エサほしさにくりだすパフォーマンスがたまらない〜。ついつい際限なくエサをあげてしまう。

■帰宅。
帰りはレンタカーを乗り捨てて、大館能代空港から18:05羽田行きANA790便に搭乗。そういえば秋田は本当に美人が多くてびっくりしました。良い温泉が沢山あるからかな?
今度は機内サービスで
ちゃんとジュースをもらえました♪19時に羽田に着き、家にたどりついたのは21時頃。
たった1泊2日だったのが信じられないくらい充実した旅行でした。
「鶴の湯」はお風呂も、お部屋も、お食事も、私たちにとって満点のお宿でした!サービスもつかず離れずの距離感が自然体でいい感じでした。
いつかまたとっておきの時に再来したいステキなお宿です。

 

 

■おねだりポーズがたまらないっっ!


(C) 2006 maruko All Rights Reserved.